著者: 折口信夫
1887年、大阪府西成郡木津村生まれ。天王寺中学を経て國學院大學卒業。のち國學院大學教授、慶應義塾大学教授。国語学・国文学・民俗学・芸能史を研究し、独自の学風を築く。著書に『古代研究』『口訳万葉集』『日本文学の発生序説』など多数。また釈迢空(しゃく ちょうくう)の名で歌人・詩人としても知られ、歌集『海 やまのあひだ』『春のことぶれ』、詩集『古代感愛集』、小説『死者の書』などがある。1953年没。

醜く穢れた気持ち、これが恋なのだろうか――。
著者:折口信夫
大阪の中学に通う、安良。彼は同性である同級生、渥美に想いを寄せている。一方で、安良はがたいが良い上級生の岡沢に迫られていた。強引な岡沢と清らかな渥美、二人の間で安良は揺れ動く――。著者の自伝的小説「口ぶえ」のほか、師匠まで惑わせる美少年を描いた「身毒丸」、著者の名作「死者の書」の原点である幻想小説「神の嫁」、さらには怪異小説「生き口を問う女」を収録。〈解説〉持田叙子(近代文学研究者)

1887年、大阪府西成郡木津村生まれ。天王寺中学を経て國學院大學卒業。のち國學院大學教授、慶應義塾大学教授。国語学・国文学・民俗学・芸能史を研究し、独自の学風を築く。著書に『古代研究』『口訳万葉集』『日本文学の発生序説』など多数。また釈迢空(しゃく ちょうくう)の名で歌人・詩人としても知られ、歌集『海 やまのあひだ』『春のことぶれ』、詩集『古代感愛集』、小説『死者の書』などがある。1953年没。